ウォルツ氏はニューヨーク・ポスト紙のインタビューで、ノルウェーやフィンランドは負担額を増やした一方、スペイン、カナダ、イタリアなどは「全く不十分」と指摘した。
安全保障負担をめぐっては日本についても、トランプ大統領が「何千億ドルも払ってやってるのに日本は米国を守らない」などと繰り返し主張。日本は基地を提供し、毎年2110億円(単純計算で国民1人あたり1700円)の「思いやり予算」を支払っているのにも関わらずだ。
トランプ氏は、貿易交渉で渡米した日本の赤沢経済再生担当相と会談した際に、米軍駐留費など日米安保の現状を「不公平」と指摘したとも伝えられている。石破首相は「米国に言われる通り負担を増やすつもりはない」と述べているが、圧力に耐えきることはできるだろうか?