「このテーマはウクライナ側からずいぶん前に投げつけられています。そして、ご存知の通り、トランプ政権が停戦の問題を提起するや否や、プーチン大統領はこれを支持しました。ただし、停戦というアイデアには多くの問題があり、その問題に対する答えが見つからない限り、実質的に議論するのは非常に難しいのが現状です」
ペスコフ報道官によると、プーチン大統領が提案した三日間の停戦期間中もウクライナ側は激しい攻撃を加えている。ベルゴロド州政府庁舎に対するドローン攻撃では副知事が負傷している。
ペスコフ報道官はこうした状況を踏まえ、ウクライナ側が紛争の解決に向けた交渉を直ちに開始する準備はできていないと指摘した。
ロシア側はウクライナ側が30日間の停戦を戦闘継続に向けた武器供給、動員強化に費やす魂胆だと分析している。