Portraits of school children from the Shajarah Tayyebeh Elementary School in Minab, who were killed in a U.S strike are displayed during a press conference by Iranian Ambassador to Tunisia Massoud Hosseinian, in Tunis, Tunisia, Thursday, March 12, 2026. (AP Photo/Ons Abid) - Sputnik 日本

米国とイスラエルのイラン攻撃(2026年2月28日〜現在)

交渉から戦争へ アメリカとイスラエル、イランへの攻撃開始
イスラエル軍と米軍は2026年2月28日、イランに対して軍事作戦「エピック・フューリー(Epic Fury)」を開始した。「イランが核開発を進めている」というのが大義名分だった。
イランは、この原子力計画は平和目的であると主張し、核拡散防止条約(NPT)に従う姿勢を示していた。ウラン濃縮の一時凍結や国際原子力機関(IAEA)による施設管理には同意していたが、核施設の完全廃止は拒否していた。一方、米側は「核ゼロ」を求めていた。
2026年3月15日、レバノンのベイルート南郊ダヒエ地区で、イスラエル軍の空爆により破壊された建物の瓦礫を、ある男性が撮影している - Sputnik 日本

2026年3月15日、レバノンのベイルート南郊ダヒエ地区で、イスラエル軍の空爆により破壊された建物の瓦礫を、ある男性が撮影している

2026年3月2日、イランのテヘランで攻撃を受けた後、煙の柱が立ち上っている - Sputnik 日本

2026年3月2日、イランのテヘランで攻撃を受けた後、煙の柱が立ち上っている

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2026年3月15日、レバノンのベイルート南郊ダヒエ地区で、イスラエル軍の空爆により破壊された建物の瓦礫を、ある男性が撮影している

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2026年3月2日、イランのテヘランで攻撃を受けた後、煙の柱が立ち上っている

トランプ米大統領は軍事作戦の目的を、「イラン政権からの脅威の排除」と定めた。
lイランと米国の交渉の最終ラウンドは2月26日にジュネーブで決裂し、数日後には外交に代わり戦争が始まった。
開戦初日とイラン最高指導者の死

2月28日、テヘラン、イスファハーン、クム、ケレジ、ケルマーンシャーの5都市で爆発が発生。最高指導者アリー・ハメネイ師の公邸は直撃を受け完全に破壊された。

イスラエルは先制攻撃を実施。核施設(フォルド、ナタンツ、イスファハーン)、革命防衛隊(IRGC)の司令部、防空基地、防衛産業施設が目標となった。この作戦は「ライオンの咆哮」と名付けられた。後に、攻撃が民間インフラにも及んでいたことが判明。

テヘラン中心部にある家屋。イスラエルの空爆により破壊された - Sputnik 日本

テヘラン中心部にある家屋。イスラエルの空爆により破壊された

テヘラン西部のシャハラン石油貯蔵施設で爆発が発生 - Sputnik 日本

テヘラン西部のシャハラン石油貯蔵施設で爆発が発生

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テヘラン中心部にある家屋。イスラエルの空爆により破壊された

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テヘラン西部のシャハラン石油貯蔵施設で爆発が発生

米国は、駆逐艦や無人機、HIMARS多連装ロケットシステムを用いてイラン軍を攻撃。USSスプルーアンス、USSフランク・E・ピーターセン、USSミリウスなどの艦艇からトマホークを発射。戦争初日から2日間で約200発のトマホークが使用された。迎撃された数は非公表。

ネタニヤフ首相は、この作戦を「善(イスラエルとトランプ)対悪(イラン)」の戦いと表現。「勇敢なイラン国民が自らの運命を握る手助けになる」と述べた。

President Donald Trump shakes hands with Israel's Prime Minister Benjamin Netanyahu at the end of a news conference at Mar-a-Lago, Monday, Dec. 29, 2025, in Palm Beach, Fla - Sputnik 日本
マー・ア・ラゴでの記者会見の終了後、ドナルド・トランプ大統領がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と握手を交わした (2025年12月29日)
作戦「真実の約束-4」

イラン革命防衛隊は報復作戦「真実の約束-4」を実施。米イスラエルの基地や中東諸国の施設を攻撃。

対象は以下:

イスラエル海軍(ハイファ)およびラマット=ダビド空軍基地

米第5艦隊司令部(バーレーン)

ドバイ国際空港およびジュベル・アリ港(火災発生)

クウェートの施設(米兵3名死亡)

イラン報道によれば、第1波の攻撃で80%のミサイルが目標に命中。カタールの米軍基地の遠距離レーダーも破壊。
ホルムズ海峡のタンカー航行は停止された。イランは、友好国の通過は許可すると表明した。
ミナブの悲劇
アメリカのトマホーク巡航ミサイルがイランのミナブにある女子学校を直撃した

2月28日

ミサイル攻撃により女子小学校「シャジャレ・タイエベ」が破壊され、7〜12歳の生徒168〜175人と教師が死亡、さらに数十人が負傷した。

ミナブのシャジャラ・タイイベ小学校の児童たちの肖像 彼らは米国の空爆により命を落とした - Sputnik 日本

ミナブのシャジャラ・タイイベ小学校の児童たちの肖像 彼らは米国の空爆により命を落とした

ミナブの悲劇 - Sputnik 日本
ミナブの悲劇
米軍の空爆で命を落としたミナブ小学校の児童たちの肖像 - Sputnik 日本

米軍の空爆で命を落としたミナブ小学校の児童たちの肖像

米軍の空爆で命を落としたミナブ小学校の児童たちの肖像  - Sputnik 日本
米軍の空爆で命を落としたミナブ小学校の児童たちの肖像
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ミナブのシャジャラ・タイイベ小学校の児童たちの肖像 彼らは米国の空爆により命を落とした

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ミナブの悲劇
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米軍の空爆で命を落としたミナブ小学校の児童たちの肖像

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米軍の空爆で命を落としたミナブ小学校の児童たちの肖像

・イランは米イスラエルを戦争犯罪と非難し、3月6日の報復を正当化。

・米国は当初関与を否定、トランプはイラン自らの攻撃の可能性も示唆。しかしペンタゴンの内部調査では、米軍の攻撃の可能性が高いと結論。

・米メディアは、誤認による攻撃で学校が軍事施設と誤分類された可能性を報道。

ミナブ学校襲撃
イラン指導者の死亡確認
3月1日、イラン国営メディアはアリー・ハメネイ師が28日朝に死亡したと報じた。
カザンのイラン総領事館前で献花を行う - Sputnik 日本

カザンのイラン総領事館前で献花を行う

イランの最高指導者アリ・ハメネイ氏の死去を受け、モスクワのイラン大使館外の様子 - Sputnik 日本

イランの最高指導者アリ・ハメネイ氏の死去を受け、モスクワのイラン大使館外の様子

イランの故最高指導者、アヤトラ・アリ・ハメネイ氏を追悼する集会 - Sputnik 日本

イランの故最高指導者、アヤトラ・アリ・ハメネイ氏を追悼する集会

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カザンのイラン総領事館前で献花を行う

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イランの最高指導者アリ・ハメネイ氏の死去を受け、モスクワのイラン大使館外の様子

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イランの故最高指導者、アヤトラ・アリ・ハメネイ氏を追悼する集会

・40日間の国喪に服すことになった。攻撃ではハメネイ師の娘、婿、孫、息子の妻も死亡。
・アジズ・ナシルザデ防衛相、モハンマド・パクプールIRGC司令官、アブドルラヒム・ムサビ参謀総長、アリ・シャムハニ補佐官も死亡。
・暫定最高指導者にアリーリザ・アラフィが任命される。
Ayatollah Alireza Arafi, head of Iran’s religious seminaries, member of the Guardian Council, and vice chairman of the Assembly of Experts.
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イランの神学校長であり、護憲評議会のメンバーであるアリーレザー・アラーフィー
紛争の拡大

3月2日

イランはイスラエルや米軍基地、イラクのアルビール空港を攻撃。ドバイ、ドーハ、バーレーンでも爆発音が確認された。IRGCは60の戦略目標と500の米イスラエル軍施設を、700以上の無人機と数百発のミサイルで攻撃した。

・イラン国家安全保障最高評議会のアリ・ラリジャニ事務局長は、テヘランは米国と一切の交渉を行わないと公式に表明した。
・レバノンの「ヒズボラ」はイスラエルに対する戦闘行動を再開し、今回の攻撃は「イラン最高指導者アリ・ハメネイ師の殺害に対する報復」と声明を出した。
スプートニク特派員がテヘランから報道
同日、イスラエルはベイルートの南部地区および郊外に空爆を実施し、ヒズボラの議会ブロックのリーダー、ムハンマド・ラアド氏が死亡した。
・イスラエルはベイルートに対してミサイル攻撃を行い、標的は「ヒズボラ関連施設」。この攻撃で31人が死亡、140人が負傷した。
・クウェートの上空では、米空軍のF-15戦闘機が墜落した。イランのメディアはイランのミサイルによる撃墜と報じたが、米国側はF-15が「友軍による誤射」にあったと主張した。
地域におけるイランの攻撃と最新兵器の使用

3月3日から10日にかけて

IRGCは、バーレーンの米軍基地をミサイルやドローンで攻撃するとともに、イスラエルの複数の施設を標的に攻撃を行った。対象は、ケサリアの陸軍本部、ベネイブラクやペタフティクヴァの施設、西ガリラヤ、ベン・グリオン空港、テルアビブの国防省などである。

・IRGCは、攻撃を新たな段階に引き上げ、戦略ミサイルや極超音速ミサイル(Ghadr、Emad、Fattah、Kheibar Shekan)を使用したと発表した。空軍総司令部は、今後の弾頭の重量は少なくとも1トン以上になると指摘した。イランは最新型の超大型ミサイルKhorramshahr-4(射程2000km、弾頭1500kg)をイスラエルの目標に使用した。

・IRGCは、Khorramshahr-4およびFattahによる22回目の攻撃波を実施。IRGCは、アラブ首長国連邦(UAE)およびヨルダンのTHAAD防空レーダー、カタールのFPS-132レーダーを破壊したと発表した。

In this photo released by the Iranian Defense Ministry on May 25, 2023, Khorramshahr-4 missile is launched at an undisclosed location, Iran (Iranian Defense Ministry via AP) - Sputnik 日本
2023年5月25日、イランの非公開の場所で「ホラムシャール4」ミサイルが発射された
イラン大統領は、隣国の領土から攻撃が行われない限り、イランは隣国への攻撃を停止すると表明した。
イランの戦略変更

2026年3月11日

イラン軍は、イスラエルおよび米国との戦争戦略を変更し、ペルシャ湾域内の攻撃対象に対する戦術も見直したと発表した。今後、攻撃は連続的に行われ、米・イスラエル軍によるイランへの攻撃に対応する形で行われるものではないとしている。

・「ヒズボラ」は、新作戦「食いちぎられた葉(Eaten Leaves)」を開始し、レバノンから北イスラエルに向けて100発のミサイルを発射した。ヒズボラとイランはこれを「初の共同攻撃」と位置付けている。イランとレバノンのヒズボラは、イスラエル国内50以上の目標に攻撃を行った。
イランは米国との戦争を10年以上続ける覚悟があると表明し、「もはや外交的解決は除外される」と述べた。
米国の最新技術と兵器の使用

現在の軍事作戦の特徴は、AI技術の活用にある。CENTCOM(米中央軍)の公式報道官によれば、AIはデータの一次処理を行い、人間が注目すべき対象を抽出する。最終的な攻撃目標の選定や攻撃の判断は人間が行う。

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米中央軍は、高精度攻撃ミサイルPrSM(Precision Strike Missiles)の初使用を確認した。このミサイルは、弾道ミサイルATACMSの発展型で、従来型より200km長く飛行可能で、最大射程は500km。HIMARSの移動式発射プラットフォームから発射される。

さらに、新型自爆型ドローンLUCASも登場した。これは、イラン製ドローン「シャヘド(Shahed)」のクローンであり、報道によれば1機の価格は3万5千ドルである。

戦争を背景とした国際社会の分裂
イランに対する軍事作戦は、他の危機や紛争と相まって、国際社会の分断を深めている。イランのパートナーであるロシアと中国は攻撃を非難した一方、米国の西側および地域の同盟国は、報復攻撃を行うイラン側にエスカレーションの責任を負わせた。

ロシアの反応は早かった。3月1日、プーチン大統領はイラン大統領マスード・ペゼシュキアンに対し、最高指導者セイエド・アリ・ハメネイ師とその家族の殺害に関して哀悼の意を表した。プーチンは、この殺害が人道上および国際法上のすべての規範を無視した冷酷な行為であると指摘した。また、ロシアはイラン周辺および中東全域における武力行使の放棄と、直ちに戦闘を停止し、政治・外交による解決への早期回帰が必要であるとの基本的立場を確認した。

ドイツ、フランス、英国はイランへの攻撃に関与していないことを表明したが、イランの攻撃を非難した。
イタリアとスペインは、状況を冷静に評価した。
スペインが自国基地を提供せずイラン攻撃に協力しなかったことにトランプ氏が失望を示した後、スペインのサンチェス首相は政府の立場として「戦争反対」を表明した。
イタリアのメローニ首相は、2026年3月11日にローマの議会で行った演説で、イランへの攻撃を行った米国とイスラエルを非難した
イタリアのメローニ首相は、ローマの議会で演説し、米国およびイスラエルによるイラン攻撃を非難した。さらに、中東で展開される軍事作戦を「増加する国際法を逸脱した一方的介入の傾向の一例」と評した。
ホルムズ海峡の輸送麻痺と石油危機
米国とイスラエルによるイラン攻撃の後、ホルムズ海峡を通る船舶の航行が急激に減少し、保険会社は軍事リスク保険料の引き上げや補償内容の見直しを開始した。正式な封鎖は行われていないが、安全保障上の脅威により事実上の輸送麻痺が起きている。
ホルムズ海峡は戦略的に重要な回廊であり、世界の液化天然ガス(LNG)輸送量の30%、原油・石油製品の約20%が通過する。リスク増大を受け、ドイツ、日本、フランスなどの主要海運会社は海峡の航行を一時停止した。
ホルムズ海峡経由の石油輸入 依存度が高い国々はどこか
イラン政府は、海峡で自国の海上主権を維持すると表明。通航する船舶には国際プロトコルに従って対応する一方、「他国が軍事目的で使用する商船」は特定して通航を認めないとしている。
その後、イランは、イスラエルや米国の外交官を自国から追放したアラブ諸国や欧州諸国には、ホルムズ海峡を自由に通航できる権利を与えると発表した。
争による被害概要
イラン攻撃による死傷者 - Sputnik 日本
イラン攻撃による死傷者
・イラン当局の公式発表によると、民間人を含む戦争犠牲者は少なくとも1348人、負傷者は1万7000人以上にのぼる。独立機関HRANAはさらに多くの数字を示しており、死亡者1825人以上、そのうち1276人が民間人(うち200人が子ども)、および197人の軍人が含まれるとしている。
・戦闘は隣接国にも影響を及ぼした。イスラエルでは12人が死亡(うち子ども4人)、レバノンではイスラエル兵2人が死亡した。レバノン側では少なくとも687人(子ども98人、女性52人含む)が死亡。レバノン兵も3人が死亡した。ペルシャ湾諸国では24人が死亡(民間人11人、米軍7人含む)。イラクでは31人が死亡した。
・地域全体の直接的な死者数は2000人を超えるが、イラン国内ではさらに深刻な人道危機が発生している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のデータによれば、最大320万人が家を追われ、国内避難民となった。
エリートへの打撃:ラリジャニ氏の死は権力バランスに影響しないとイラン当局
Speaker of the Islamic Consultative Council (parliament) of the Islamic Republic of Iran Ali Larijani during a meeting with Russian President Vladimir Putin following the 12th annual meeting of the Valdai International Discussion Club. File photo - Sputnik 日本
イラン・イスラム共和国のイスラム諮問評議会(議会)議長アリ・ラリジャニ氏が、ヴァルダイ国際討論クラブの第12回年次総会に続き、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した際の様子

2026年3月17日

イラン国家安全保障最高評議会のアリ・ラリジャニ事務局長が殺害されたが、イランの指導部に決定的な打撃を与えるものではないと、アッバース・アラクチ外相が述べた。

「なぜ米国やイスラエルがいまだにこの点を理解していないのか分からない。イラン・イスラム共和国は、確立された政治・経済・社会制度を有する強固な政治構造を持っている」

また、2月28日に最高指導者アリ・ハメネイ師が殺害されたが、その後もシステムは正常に機能し続けたと指摘。

イラン外務省はラリジャニ氏の殺害をテロ行為と位置付け、国連安全保障理事会に対して責任者の追及を求めている。

イラン紛争を背景とした経済的損失
米国は毎日対イラン戦争でいくら失っているか
米国の軍事費
戦闘開始の最初の1週間で、米国の戦費は少なくとも113億ドル。主に弾薬の直接費用であり、最初の2日間だけでペンタゴンは56億ドル相当の精密兵器を使用した(例:AGM-154誘導爆弾は1発最大83万6千ドル)。
米国はイランとの戦争に毎日約10億ドルを支出しており、トランプ政権は追加で500億ドルを議会に要求する準備を進めている。しかし議会内では意見が一致せず、民主党は戦略の明確化を求め、一部共和党は無制御な支出を懸念している。政権内には、500億ドルでも過小評価との見方もある。
石油市場

3月12日

ロンドン市場でブレント原油価格は1バレル100ドルを超え、2024年夏以来の最高値を記録した。背景にはペルシャ湾での軍事行動があり、イラク沿岸でのタンカー攻撃やイラクの港湾の一時閉鎖、オマーンでのターミナル退避などが供給不安を引き起こしている。市場はホルムズ海峡の通行リスクに敏感に反応している。

金価格の上昇

地政学的リスクの高まりにより投資家は安全資産へシフト。金は史上最高値の1オンス5213ドル(前年比+77%)に達した。銀も88.59ドル、プラチナも2202ドルに上昇。Fitch Ratingsは、2026年の金価格見通しを1オンス4500ドルに引き上げた。中央銀行や投資家の積極的な買いを理由としている。

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23:17 20.03.2026 (更新: 2026年3月20日, 23:17)
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