インドにおけるインターネットの発展がサルに脅かされる

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サルがインドにおけるインターネットの発展の障害となった。少なくとも北部のワラナシ市では。

インド政府は今後3年間で全国に延長70万kmに及ぶブロードバンド・ケーブルを敷設し、25万町村をインターネットで繋げる計画だ。予算は1800万ドル。しかし、繊維ケーブルを食べる猿がこの計画を邪魔した。

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ワラナシはインドでナレンドラ・モディ氏の議会選挙区としてだけでなく、3000年の歴史をもつ聖なる街としても知られる。毎年この街のガンジスの岸部には大勢の観光客・巡礼者が訪れる。こうした来訪者の多くは、地元住民と同様、猿を聖なる動物として見なし、餌を与える。しかし猿はより大きな関心を、ケーブルに向けているらしい。

当局は猿を追い払うことはしたくない。市民の反感を呼ぶおそれがあるためだ。インターネットケーブルを地下に敷設するのも難しい。というのも、この街は人口過多で、家と家があまりに近く密集している。ところでインターネット通信の発展を阻害しているのはここでは猿だけではない。停電が頻発することも問題なのである。

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