金曜「ナフトガス」広報はリア・ノーヴォスチに対し、4月2日より同社は「ガスプロム」に対しウクライナへの4月分のガス供給の前金3000万ドルを計上した、と通達した。
3月31日、ロシア産ガスのウクライナ向け供給合意のいわゆる「冬パケット」が失効した。この合意は欧州委員会の仲介のもと11月1日に結ばれたもの。
4月1日、ガスプロムと「ナフトガス」は2015年第2四半期のウクライナ向けガス供給に関する追加合意を結んだ。現在「冬パケット」の枠内で行われているものと同様のものである。第2四半期のウクライナ向けロシア産ガスの実際の価格は100ドルの割引を受けて1000立方米あたり247.18ドルになる。追加合意でも前金制がとられている。ただし土曜、ノワク大臣は、ウクライナ向けロシア産ガスの1000立方米あたりの価格は248.17ドルである、と発表している。