正教徒たちはこの日、キリストが十字架にかけられて亡くなってから3日後に復活したことを思い出している。
パスハあるいはキリストの復活は、キリスト教の最も古く重要な祭日。パスハの日付は、天文暦ではなく、太陰太陽暦で計算されるため、毎年変わる。
12日、信者たちの祝いの食卓には、色がつけられた卵や、パスハの時にだけ焼かれる「クリーチ」と呼ばれる甘い酵母パンが上がる。
この日は、互いに「キリスト復活!と挨拶し、「実際に復活」と返す。
モスクワではパスハの市が開かれており、卵の色付けや、クリーチに飾りをつけたりできるほか、多くの公園では、コンサートや演劇仕立ての催しが開かれる。