国名変更に関する要請は、すでに2009年3月、グルジア外相の訪日の際に出されていた。当時のバシャーゼ外相は日本側に「日本で言われている『グルジア』という名称は、ロシア語から借用されたもので、変更されなければならない」と説明した。
なぜグルジア当局が、自国の名前を自分達の言葉による呼び名「サカルトヴェロ」に変えるよう求めず、英語読みを要求したのかはよく分かっていない。
当初日本側は、名称が米国にあるジョージア州と同じで紛らわしい事、何千もの表示、公式文書を書き換えるためには多くの時間と出費が求められる事から、グルジア当局の要請を受入れなかった。
国名変更に関する決定は、今月中に効力を発する。なおこの件については、参議院での承認も必要とされる。