ロシア外務省は、ウクライナで活動するOSCE特別監視団の報告書で、ウクライナ軍とボランティア大隊によってOSCE監視団の車両の検査、文書の点検、監視員の国籍の確認などについて頻繁に記述されていることに注意を向けた。
国際監視員たちには度々、彼らの中にロシア人はいるかとの質問が直接行われている。3月末、ルガンスク州のムラトヴォ村近郊で、ウクライナ軍の兵士が、誰であれ、ここにいるOSCEのロシア人職員を殺害すると脅迫した事件が確認された。
ロシア外務省の声明では、「ロシア外務省はウクライナ当局にOSCE監視員の違法な検査を停止し、特別監視団に関するものを含めた自国の国際義務を厳密に遵守するよう断固として求める」と述べられている。