ブリドラフ氏は、「私はこの勢力がロシアの指揮下にあると常に語ってきた。なぜなら彼らの司令機関は長い間にわたってロシアの管理下に置かわれていたからだ」と述べた。
なおブリドラフ氏は、ウクライナにいる「ロシア軍部隊」の数については発言を拒否し、「私たちはこの数について語ることをずいぶん前に止めた。(ロシアとウクライナ間の)国境は完全に出入りが自由で、広く開かれていることを忘れないでほしい。軍部隊、商品、金、人、装備などは常に国境を通過して移動している」と述べた。
以前ウクライナや欧米は、ロシアがドンバスの紛争に介入しているとして何度も非難した。しかしその証拠は未だに提示されていない。国際的な検査では、未申告の軍の活動を含む、ウクライナとの国境地域におけるロシア側からの違反は一切確認されていない。
これより先、ロシアは、ウクライナ南部・東部の出来事には一切関与しておらず、義勇軍に軍事機器も供与しておらず、ロシアはウクライナの国内紛争の当事者ではなく、ロシアの利益は、ウクライナが政治的および経済的危機を克服することにあるとの声明を何度も発表している。