Asia Timesは、「この情報が確認された場合、ロシアをアジアインフラ投資銀行のアジア代表として登録することは、共通の地政学的利益によって関係が強まっているロシアと中国の優越的地位と特別な関係の証拠となるだろう。またこれは、米国が主導する機関の代替として考えられている銀行の取締役会で、ロシアがたくさんの票を獲得することも可能とするだろう」と指摘している。
Asia Timesによると、銀行の規則は後に中国によって発表される。
中国のマスコミの情報によると、アジアインフラ投資銀行のアジア諸国の議決権は75パーセント、残りの25パーセントはアジア以外の国に割り当てられる。
最終的な「条件に関する協定」に調印がなされる前に、シンガポールで中国と金融プロジェクトへの参加を招待された国々の協議が行われる。
Asia Timesは、世界銀行やアジア開発銀行など別の国際金融機関では、ロシアは欧州代表とされていると指摘している。