葬儀はドイツで家族や友人のみによって執り行われる。テレビ「ロシア24」が伝えた。
遺骨は後にロシアの地に散骨される。ボリショイ劇場のウラジーミル・ウリン支配人が伝えた。ウリン氏によると、プリセツカヤさんの夫で作曲家のロジオン・シチェドリン氏が、葬儀や埋葬について指示されているプリセツカヤさんの遺言について語ったという。
シチェドリン氏は、「遺言はこのようなものでした。私たちの遺体は死後、火葬に付し、私たちのうち1人が人生から去るという悲しい時が訪れたら、残った1人、あるいは私たちが同時に死に至った場合、私たち2人の遺骨を一つにしてロシアの上にまく」と語った。
プリセツカヤさんは2日、ミュンヘンで心臓発作のため死亡した。89歳だった。