コメルサント紙によれば、仏の提案は「おそらく、7億8500万ユーロのロシアへの返金のことを示しているのだろうが、仏がこれだけの金額を得るには、一切の留保なしに第3国へ船の売却することについて仏政府が文書で許可しないかぎり不可能。」
コメルサント紙は、「ロシア側はこうしたアプローチには同意しない。契約破棄によってロシアの蒙った『支出と損失』は仏の試算で11億6300万ユーロであり、返金が行われない間は再輸出の許可を出す構えにない」と書いている。
仏のル・ポワ紙の報道では、契約破棄により仏が蒙る損害額は20億ユーロから50億ユーロと試算されている。