3月、クリルを今年1100人以上の日本人が訪れ、サハリン州の住民およそ360人が日本を訪問することで事前合意された。
5月中旬、日本側は、5月15日および5月19日に予定されていた国後島と色丹島への訪問が、ロシア側の日本人受け入れ準備が完了していないために中止されたと発表した。これを受けて日本外務省は、遺憾の意を表明した。
ハン次官は、「両国の外務省間協議で最終的な合意がなされ、今年の訪問計画が確認され、両国は日程を決定した。今年は、昨年より4グループ多い、合わせて15のロシアのグループ、日本から29のグループの訪問が予定されている」と指摘した。
ハン次官によると、15日と19日に予定されていた日本の2つのグループの訪問日程はまだ調整中だが、中止されることはないという。
ロシアの南クリルの住民と日本の間のビザなし交流は、両国民の相互理解を促進するための政府間合意に基づいて、1992年に始まった。1992年から国後、色丹、択捉、小クリル列島の島々を約2万人の日本人が訪れた。