スウェーデン、フィンランド、ノルウェー間の協力の枠内で行われる。2度目の演習である。初回は2013年。
9カ国の航空機115機、軍人3600人が参加する。スウェーデンメディアによれば、空で行われるものとしては、世界最大級の演習となる。
自国の北部でNATOとの大規模演習が行われることに不満な国民も多い。特に観光業界、先住民族のサーミ人、平和活動家、環境活動家が抗議を行っている。
左派政党のヨナス・シェステット党首は、「この演習の意味するところは、政府が一歩一歩、スウェーデン国民に許可を求めることもなく、我々をNATOに接近させているということだと思う」と語っている。
しかし他の人々は、スウェーデンが演習に参加することは、国際協力、とりわけロシアの脅威が高まる中では重要かつ有効であると考えている。