「ロシア24」テレビの取材に対し、北京における定例交渉を終えたガスプロムのミルレル社長は、次のように述べた。
「契約上の通貨が討議されている。ピリオドはまだ打たれていないが、われわれは元でもルーブルでも決済を行う用意がある」
中国側との今回の会合では、作業計画が策定され、西ルートに関する作業を加速させる決定がとられた、とミルレル氏。
西ルートとは、西シベリアのガス田から中国に対し、年間300億立法米のガスを供給するものである。2015年5月8日、ガスプロムとCNPCは、西ルートパイプラインを通じたロシア産天然ガスの中国供給について、基本合意を結んだ。