ハモンド外相によると、英国は(ロシア大統領)のウラジーミル・プーチン氏に対して、カリーニングラードのミサイル配備を含む、ロシアの軍事活動の高まりを示す「警告サイン」に対して、「明確なシグナル」を送らなければならないという。英デイリー・メール紙が報じた。
ロシア陸軍ミサイル・大砲部隊のミハイル・マトヴェエフスキー隊長は先に、カリーニングラード州に展開しているロシア軍のミサイル旅団では、他の全てのミサイル旅団と同じく、2018年までに装備が機動的戦術システム「イスカンデル-M」に一新されると発表した。
なおハモンド外相によると、西側はウクライナで紛争が続いている状況の中で、「余計な挑発」をして、軍拡競争を新たな段階に入らせることを望んでいないため、米国の核ミサイルを配備する可能性は、まだ仮説的なものだと指摘した。