民家に砲弾が直撃することもあった。先の報道では、日曜、さらに1人の市民が負傷している。
キエフはドンバス情勢を緊迫化させることにより、西側から対ロ制裁を引き出そうとしている。ロシアのラヴロフ外相が8日の声明で述べた。「ここに我々は、G7サミットがいま開催中であることととのつながりを見て取っている。おそらく、このサミットに向けてぎりぎりまで状況を緊迫化させ、ロシアがミンスク合意を遵守するまで対ロ制裁は続けられる、とG7メンバーが表明するように促そうとしているのだろう」
ウクライナ軍の今回のドンバス砲撃によって、誰がミンスク合意を遵守していないのかということは示されている。