プーチン大統領は、「我々はミンスク合意を公正でバランスのとれたものだと考えている。そして紛争の一方当事者であるドネツクおよびルガンスク両人民共和国に可能な影響を与えている」と指摘し、「皆さんは、彼らの態度が多くの面で変わったことに気づくことができない。彼らはミンスク合意の全項目について話し合う用意があり、それを望んでいる」と語った。
プーチン大統領は、ミンスク合意の重要項目として、ドネツク州とルガンスク州に自治権を付与することを挙げ、これらの問題の中でドンバスの権限に含まれているものは一つもなく、まずキエフ政府が解決しなければらないと指摘した。
またプーチン大統領は、西側のパートナーたちは、「ミンスク2」を履行するための影響力をウクライナ政府に行使していないと強調した。