プーチン大統領は、「このような見解を聞くのは悲しい」と指摘した。
ロシアは2013年末、30億ドルのウクライナ国債を購入した。利払い期限は6月20日とされており、ウクライナは7500万ドルを支払わなければならない。
プーチン大統領は、フィンランドのニーニスト大統領との会談を総括した記者会見で、「私たちの同僚が、このようなカテゴリーの件で論じているのを聞くのは悲しい。もし誰かが、これを、ヤヌコヴィチ大統領がEUとの連合協定に調印しないための賄賂だと考えるならば、恐らく、他の 債権者や投資家たちが提供した全ての資金も、協定に調印するための賄賂だと考えることができる」と語り、そこには、米国の基金から提供された、たくさんの資金が含まれていると指摘した。
プーチン大統領は、ウクライナの新指導部は協定に調印したものの、その実施は、2016年1月まで1年以上延期されたことを指摘し、「ウクライナの新指導部は実行を延期して、ヤヌコヴィチ氏が提案したことと同じことを行った。ヤヌコヴィチ氏は、調印の延期を提案したが、彼らは実行を延期した」と述べた。