プーチン大統領:ロシアは国有資産差し押さえの違法性を証明する

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フランスとベルギーで今週、両国政府がロシアのものと見なす資産が差し押さえられたのに対し、ロシアは 然るべく、裁判手続きを通じて、資産差し押さえが非合法であることを証明する。プーチン大統領が土曜、外国の報道機関の代表らとの会談で述べた。

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欧州におけるロシアの資産が、ハーグ仲裁裁判所の決定を受け、差し押さえられた。かの悲運のオリガルヒ(政商)、ミハイル・ホドルコフスキー氏が経営に携わったユコス社の元株主がその原告である。同社は2006年に経営破綻した。資産は売却され、ホドルコフスキー氏も、金融詐欺および脱税で告訴された。ユコス株主はこの成り行きを不服とし、ハーグの仲裁裁判所に提訴し、「接収」騒ぎの賠償金を求めた。ハーグ仲裁裁判所は、ロシアに対し、ユコスの元株主である複数の企業に、総額500億ドルを支払うよう命じた。

これに対してロシア大統領は次のように述べた。「こうした問題、こうした事態についてハーグ仲裁裁判所の決定が有効であるのは、相手国が欧州エネルギー憲章の調印国・批准国である場合に限る。ロシアは同憲章を批准していない。ゆえにハーグ仲裁裁判所の法的効力は認めない」。

ロシア大統領は、ユコス株主がロシアから追加資金を受け取ろうとすることには、何らの新しさもない、としている。「我々が外国のパートナーたちにこのようなことを言われるのは初めてではない。我々は文明的な、法的なプロセスによって、自らの国益を守る」とプーチン大統領。

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