「ノーヴォスチ-アルメニア」通信記者によれば、追加の治安部隊が、首都のバグラミャン大通りでの抗議デモ実施現場に集結した。警官隊は警棒とアルミニウム製の盾を持っている。
この時までに、抗議行動には、一連の野党勢力の議員達や右派政党の代表者、さらには現政権で教育科学相を務めるアルメン・アショチャン氏も加わった。
野党アルメニア国民会議のニコル・パシニャン議員は「我々の基本的な目的は、治安維持機関の側からあり得る暴力行為を阻止する事だ」と述べた。
抗議行動は、先週の金曜日、首都中心部の自由広場で始まり、月曜日の夕方には、大統領官邸までの行進へと拡大した。昨日火曜日早朝、警官隊は特殊な機器を使用して、デモ隊を解散させた。ジャーナリストを含め約240人が警察の詰め所に連行され、25人が負傷し病院で手当てを受けた。
エレヴァン警察のワレーリイ・オスィピャン副署長によれば、抗議行動に参加し拘束されたすべての人々は、すでに全員釈放された。参加者らは、公共サービス調整委員会が17日に発表した電気料金値上げ決定を撤廃するよう強く求めている。