キエフ当局 ミンスク合意に反しドンバスの封鎖を続ける

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ロシア、ドイツ、フランス、ウクライナの所謂「ノルマンジー4カ国」の外相達は、24日パリで会談し、ウクライナ危機調整に向けたミンスク合意が今もアクチュアルな意義を失っていないことを確認したばかりだが、ウクライナ当局は、ドンバス(ウクライナ南部・東部)の封鎖解除の項目も含め、合意の遂行を急いではいない。

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あべこべにこの2週間、キエフ当局は、ドンバスに対する封鎖を強化した。例えば、義勇軍のコントロール下にある地域へ50キログラムを超える荷物を運ぶことを禁じる新たな法令が採択された。この法令は、食料品にも及んでいる。こうした法令は、ウクライナがドンバス封鎖を止めると同意したミンスク合意と完全に矛盾している。

100万を超すウクライナ人が、食糧や医薬品、さらには飲料水の不足に苦しんでおり、彼らは奇妙な事に、自分達の祖国以外のところから送られる人道援助のみに期待をかけている。

RTの撮影班は、ウクライナ東部の検問所を訪れた。「国境」を越える順番を待つ車の列が、撮影班が見たところでは、5キロに達していた。一方人々が検問所を通過するには、ほぼ一昼夜待たねばならない。彼らは、ジャーナリストの質問に答えるのを怖がっていたが、匿名を条件に数人が、取材に応じ、現在の状況について自分の意見を述べてくれた。

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