先日日本の安倍首相とロシアのプーチン大統領は電話会談を行った。安倍首相はロシアのプーチン大統領に対し、年内に日本を訪問するよう要請した。また両者は互いに協力して対話を維持することで合意した。一方で日本はG7諸国と協調政策をとることを不可欠と見なしている。
ロシアが導入した、一部諸国からの食料品を対象とした対抗制裁は、ロシアと日本の関係に悪影響を出している。さらに、ロシア議会上院は今週、ロシアの排他的経済水域におけるサケ・マスの流し網漁を禁止した。もしロシア大統領が法案に調印したら、日本はロシアの排他的経済水域内で漁獲が行えなくなる。
試算では、禁漁により、日本の北海道東部は250億円の損失を出す。ロシア側は資源保護のための禁漁だとしているが、あるいは、日本がロシアに対して行っている制裁に影響を与える試みであるかも知れない。The Japan Newsは以上のように報じた。