連行先の警察署で、このグループは、ストラージュニツェ村で開かれた国際民族フェスティバルに参加するために、アフリカのベナン共和国からやって来た人々であることが分かった。
サイトBlesk.czの情報によると、地元の住民は、移民の波が、自分たちの村まで押し寄せることを懸念していたという。
フェスティバルの責任者のピーター・ゴレグレジ氏は、「彼らはその日、ウヘルスキー ブロトで出演したあと、ウーヘルスケーハラヂシュチェ観光に出かけました。しかし、彼らのツアーガイドは、パスポートを携帯する必要があることを知らなかったのです」と伝えた。
パスポートを提示できなかったベナンの人々は、警察署に連行された。フェスティバルの組織者が、電話で民族アンサンブルの身元を保証し、2時間後、無事に釈放されたという。
責任者は、「私たちは、11人の名前とパスポートナンバーを口頭で伝えて、彼らの身元を保証しました。パスポートは宿泊施設に置かれているので、彼らがストラージュニツェ村に戻ったら、私たちはパスポートをスキャンして、警察に送付します」と語った。
なお、ベナン共和国民族アンサンブルは、この出来事に笑顔で対応したという。