琉球大学の池田栄史(ヨシフミ)教授は「我々は、元寇と関係がある2隻目の船を発見したと確認できる」と述べた。
船の残骸は、鷹島の南海岸沖およそ200メートル、水深15メートルの海底に半分埋もれた形で横たわっていた。沈没船の年代については、残骸の周辺で見つかった13世紀の中国陶器の破片などで確認が可能となった。元寇船は、長さ20メートル、幅6から7メートルあったと推測される。
モンゴルによる日本侵略は、チンギスハンの孫フビライの時代、今のモンゴル・中国・コリア連合軍により1274年と1281年の2度試みられたが、共に失敗に終わった。