琉球大の池田教授ら 2隻目の元寇船確認

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琉球大学の考古学グループと長崎県松浦市教育委員会の職員達は、同市鷹島町沖の国史跡「鷹島神崎(こうざき)遺跡」周辺の海底で、13世紀に日本奪取を試みたモンゴル船団の木造船(元寇船)を発見した事を明らかにした。現地のマスコミ報道によれば、日本の歴史上、発見に成功した元寇船としてはこれが2例目だ。

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琉球大学の池田栄史(ヨシフミ)教授は「我々は、元寇と関係がある2隻目の船を発見したと確認できる」と述べた。

船の残骸は、鷹島の南海岸沖およそ200メートル、水深15メートルの海底に半分埋もれた形で横たわっていた。沈没船の年代については、残骸の周辺で見つかった13世紀の中国陶器の破片などで確認が可能となった。元寇船は、長さ20メートル、幅6から7メートルあったと推測される。

モンゴルによる日本侵略は、チンギスハンの孫フビライの時代、今のモンゴル・中国・コリア連合軍により1274年と1281年の2度試みられたが、共に失敗に終わった。

 

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