６月２９日から７月３日まで、欧州評議会の人権委員がウクライナを訪れた。彼は、その訪問を総括して次のように指摘している-
「ウクライナ東部で続く軍事紛争は、接触ラインに近接した地区の人々の生活に破壊的な影響を及ぼしている。
学校や病院、幼稚園といった施設が、絶滅されつつある。もっとも弱い立場の人々、障害者や年配者、小さな子供を抱えた母親などは、食料品や医薬品、飲料水、衛生用品の不足に苦しんでいる。」
欧州評議会人権委員 年配者や子供などドンバスの弱者が置かれた状況を懸念
2015年7月4日, 21:33 (更新: 2015年7月5日, 18:23)
© AFP 2023 / Alexander Utkin
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欧州評議会のニルス・ムエジニエクス人権問題担当委員は、ウクライナ南部・東部、ドンバス地方の紛争地区において弱者が置かれている状況に懸念を表した。
