BRICS青年サミットの枠内ではロシア内外の専門家、実業界、国家機関の代表者らと会談が行われている。同様の会談はすでにモスクワで行われており、BRICS諸国からの青年団はロシアのラヴロフ外相との話し合いをこなしたあと、沿ボルガ地方の最大の都市、カザンへと移動している。
青年サミットの主たる課題はマルチカルチャー、多極世界の枠内における青年どうしの活発な協力の道を探ること、そしてBRICS諸国の多方向的相互関係の過程における青年どうしの効果的な統合にある。作業セッションの結果、フォーラムの青年議員らはBRICS諸国の政治、経済、情報、科学技術、人道関係といった分野における協力拡大について発案を構築し、専門家の検討にふさねばならない。ロシア連邦青年問題局(ロスモロジョージ)びセルゲイ・ポスペロフ局長は、このほかエネルギー協力について個別のセッションが行われることを明らかにしている。
青年サミットの枠内でBRICS諸国の青年問題の関係省庁の大臣、リーダーらの集まりも催される。この結果はBRICS諸国が青年政策分野でとる一連の共通したアプローチの実現化をはかる一種の行動計画となる。
BRICS青年サミットは7月7日に閉幕する。