サイトによれば「同駆逐艦の黒海入りは、NATOと黒海沿岸諸国との間のパートナー関係及び合同作戦能力の強化に対する米国の献身と忠実さを確認するためのものになるだろう」との事だ。
駆逐艦のブレア・ガイ指揮官は「黒海内における米軍艦のプレゼンスは、同盟国との関係を強化するばかりでなく、地域の全体的安定を促す」と強調した。
ロシア国防省は、これまで何度となく「この半年の間に、ロシア国境周辺でのNATO軍部隊の戦闘準備態勢が本質的に高まった。演習においてNATO同盟国が戦う仮想敵がどの国か、容易に察しが付く」と指摘してきた。
先に伝えられたところでは、プーチン大統領は、イタリアの新聞Corriere della Seraのインタビューの中で「ロシアがNATO諸国を攻撃するなどと考えるのは、恐らく不健康な人だけだ」と述べ「若干の国々は、ロシアに対する恐怖を利用している」と指摘した。