「ロシアの脅威」という神話を利用し続ける米国:ペンタゴンに東欧を武装する計画あり

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リトアニア、ラトビア、エストニア、ポーランド、ルーマニア、ブルガリアに、米国の主力戦車である「アブラムス」および歩兵戦闘車BMPが配備される可能性がある。ニューヨークタイムズ紙が報じた。

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オーストリア諜報局元長官:ドイツは今も米国に占領されている
ポーランド国防大臣によれば、ポーランドは現在、米国の兵器のポーランドへの配備について交渉をおこなっており、決定は間もなくとられるという。日曜、dw.deが報じた。また、ポーランド国防省の公式Twitterでは、兵器の配備は、地域における米国のプレゼンス増大へのさらなる一歩となる、と強調されている。

冷戦終結から25年間、この地域に重火器はなかった。米国はいま、状況を根本的に変えようとしている。

ロシアはこれまでたびたび、「ロシア脅威論などでっちあげであり、不条理である」とし、米国の兵器の欧州配備に関する自身の立場を表明してきた。

先の報道では、ロシアのプーチン大統領は、コリエレ・デラ・セラのインタビューで、「ロシアがNATO諸国を攻撃するなどと想像することは、健康でない人にしかできないことだ」と語り、一部諸国はロシアに対する恐怖心を悪用している、とした。

大統領はまた、ひとつの憶測を述べた。それによれば、米国はロシアと欧州の接近を望まず、むしろ大西洋で自らのリーダーシップを保つことを望んでおり、そのために外部の脅威を必要としているのだ。

ポーランドなど東欧諸国に自国の武器ストックを展開するという米国の計画について、スプートニクのレオニード・シガン特派員が、マレク・トチェク退役中将にインタビューを行った。同氏は次のように述べた。

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「緊張をさらに高める一歩である。やがて大いなる悲劇につながる恐れがある。関係正常化には全くプラスにならない。ポーランドの国家安全保障レベルを高めることもない。このような措置を取ることが必要になるような行動は、ロシア含め、ポーランドの東に位置する国々からは、見て取ることが出来ない。私見では、そうした行動がエスカレートする基礎は、このようにして作られるのである。おそらくは、それはポーランドなど地域諸国の国益とは矛盾する。

西側は無責任ぶりを示している。それ自体危険なことだ。一方ロシアの政策は理性の立場から行われており、それが、この誰の得にもならない緊張した空気をやわらげてくれることを願っている。ここでこれ以外のことはなかなか言えないと思う。ロシアは一定の軍事力をもつ重要国である。感情に根ざしたお遊びというのは、実際のところ、あまりに無責任な振る舞いだ。ロシアが、ここ数年見せている、火遊びには手を染めないという政策を続けてくれることを私は信じている」

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