報告書によれば、OSCE使節団のオブザーバー達は、ドネツクの北西15キロにあるウクライナ当局がコントロール下に置くアヴヂェエフカで「右派セクター」の戦闘員らにより足止めされた。ウクライナ軍少将、管理・調整に関する合同センターのウクライナ代表そして反テロ作戦司令部のアピールにもかかわらず「右派セクター」の戦闘員らは、OSCE使節団を監視ポイントに通す事を拒否した。
なお「右派セクター」側は、彼らのそうした行動について「然るべき指令に従っているだけだ。我々はウクライナ軍司令部のもとにはない」と説明した。
ウクライナでは今年の初めから、自発的に戦闘に参加している所謂ボランティア大隊がキエフ当局に従わないケースが問題となっている。
3日、そうしたボランティア大隊と民族主義者の戦闘員らは、首都キエフ中心部を行進し、ドネツク及びルガンスクへの攻撃再開を要求した。