開会を前に出されたメッセージの中では「プリモーリエ(沿海地方)と秋田の関係は、すでに大分以前から発展してきているが、今のところ、科学・学術・教育・文化交流といった人道的性格に留まっている。投資協力や貿易分野にある潜在的可能性が、完全に実現しているとは言い難い。これから開かれるフォーラムは、そうした課題の解決を目指し、それに貢献するためのものだ」と述べられている。
沿海地方当局は、フォーラムにロシア側から約150人、日本からは50人以上の実業界の代表者が参加すると見込んでおり、彼らのためにフォーラム後に特別の会合や行事を準備している。それには沿海地方のウラジーミル・ミクルシェフスキイ知事や秋田県の佐竹敬久(ノリヒサ)知事も出席する予定だ。