ブルームバーグによると、投資家たちの間では、原油価格の下落と12月のルーブル暴落の後、ロシアへの懸念が少なくなり、近い将来、ロシアの政治的リスクが減少すると考えられている。
ブルームバーグは、この7か月間で「状況は根本的に変化した」と指摘している。原油価格は1バレル当たり55ドル以上で安定し、ウクライナでは全体として停戦体制が遵守され始めた。
ブルームバーグによると、ロンドンに拠点を置くGAM U.K株式会社のファンドマネジャー、ティム·ラブ氏は、「私たちの計算は、ロシアの有価証券に投資する必要があることを我々に教えている」と語っている。またプロスぺリティ・キャピタル・マネージメントの創業者、マティアス・ウェストメン氏は、「ロシア株式の大多数は、大幅に過小評価されている」と指摘し、「今後、再建するためのポテンシャルがある」と述べている。
7月、膨張した株式市場による懸念が、中国企業の株を暴落させた。上海総合指数は7月、最も投資リスクの少ないリストで順位を下げた。