またリ・カン報道官は、声明の中で「中国は、平和発展の道筋に沿って進むことを堅持している。中国がしっかりとした防衛力を発展させることは、どの国にも脅威を与えるものではない」と強調した。
さらに「東シナ海で中国は国際法に違反している」との日本側の非難に対しリ・カン報道官は「係争中の区域でなく、中国の法的管轄下にある東シナ海での石油およびガスの開発は、完全に正当かつ法に適ったものだ」と反論した。
なおリ・カン報道官は、次のように指摘している-
「最近日本側は、軍事及び安全保障分野で戦後前例を見ない、一連の措置を講じた。この事は、日本国民も含め、地域の全ての国民の不安と抗議を呼び起こしている。我々は、人為的に緊張を創り出し、矛盾や対立を挑発するのをやめ、地域の平和と安定のために、より多くのことをするよう日本側に真剣に求める。」