フィンランドのソイニ外相は、なぜフィンランド人2人が対ロシア制裁のリストに入ったのかについて米国側からの説明を待っている。ソイニ外相は、「制裁が負わされた理由について、フィンランド外務省、ならびに、この制裁に加えられた国民も関心を持っている」と語った。
ソイニ外相は、制裁は米国の法的原則に違反しておらず、それに対するクレームはないとの見方を示したものの、なぜこのようなリストが作成されたのか、そしてこれがフィンランドにどのような影響を与えるのかに関心を表した。ソイニ外相はまた、先に米国がフィンランド外務省に対して、制裁発動の可能性について警告していたことを明らかにした。
制裁対象リストに加えられたフィンランドのビジネスマン、カイ・パアナネン氏は、フィンランド紙ヘルシンギン・サノマットにコメントを寄せ、「とにかく、フィンランド人が対ロシア制裁の対象リストに加えられたのはとても不思議なことです。私は米国に害を与えたことはありません。これは侮辱だと思います。私はたった1回、フィンランドの輸出を担当しただけです。この問題は政府が明らかにするべきです」と語った。