イスラム国、シリアの村を襲撃、キリスト教徒数十人を拉致

© Flickr / Enno Lenze過激派組織「イスラム国」
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イスラム国の戦闘員らがシリアのホムス州のアル・カリャテイン集落を襲撃、住民のキリスト教徒数十人を拉致した。家族とともに現場を逃げ出したある住民が証言した。リア・ノーヴォスチが伝えた。

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「イスラムの戦闘員らが早朝、わが村を襲撃した。ここにはアッシリア人250人が暮らしている。我々は特に周縁部に住んでいる。軍の支援もあって、我々と、さらに14家族が、ホムス(アル・カリャテインから155km)に逃げ出すことが出来た。中心部の住人たちは逃げられなかった。多くが捕虜にとられた。あとの人がどうなったかは知らない」

戦闘員らは人員が多かったという。村の周縁部に位置するシリア軍の歩哨詰所3箇所から攻撃がはいまったという。

イスラム国は2月末、エル・ハサク州でも同様の攻撃をしかけている。ハブル川沿いにあるアッシリアの複数の村を攻撃し、キリスト教徒250人あまりを誘拐した。うち数十人が殺害され、家屋・教会は荒らされ、燃やされた。

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