今回はそう大規模とはならない。毎時間およそ100の隕石が北半球で見られる。南半球では50個ほどだ。なお、2年前は124個、2011年はジャコビニ流星群が1時間に800個観測された。
ただし、今年は観測には非常によい条件である。ピークを迎える14日は新月であり、ペルセウス座流星群は月光に邪魔されず、よく見える。
流星は豆粒・穀物大の小型星間粒子である。秒速20kmほどで大気圏に侵入し、瞬間的に燃焼、夜空に美しい、明るい軌跡をのこす。
ペルセウス座流星群は地球がスイフト・タットル彗星の塵の中に入ったときに見られる、最大かつ最も有名な流星群である。国際流星機関の新たな観測では、今年、最大の流星が見られるのは13日の夜明け前、現地時4時ごろである。