猫はペットの中でも最もよく飼われており、ロシアでも国民の37%が一緒に暮らしている。犬の数はというと、これより多少ひけをとり、国民の3人に1人の割合となっている。
猫はネズミを取って飼い主を喜ばせ、単に横にいてくれるだけで心を癒してくれるというほかにも、実は健康によい。米国人ドクターらは、猫のいる家庭はいない家庭に比べると、心臓病に苦しむ割合は4割も低いことを発見した。心臓発作や心筋梗塞にかかる割合が低いのだ。
猫テラピーという療法も存在する。このメソッドはロンドンで構築された。猫テラピーを確立した療法研究所は、猫が喉をごろごろ鳴らしながら、血管の炎症や婦人病を治すのに一役買っている事実を証明した。このテラピーは下腹部に猫を寝かせ、20分間撫で続けるだけでよい。猫は心臓疾患、高血圧症、脳の損傷に悩む人の治療にもよい。