北朝鮮を訪問した韓国元大統領の妻 金正恩第1書記とは面会せず

© AP Photo / Wally Santana北朝鮮を訪問した韓国元大統領の妻 金正恩第1書記とは面会せず
北朝鮮を訪問した韓国元大統領の妻 金正恩第1書記とは面会せず - Sputnik 日本
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ノーベル平和賞受賞者である韓国の故・金大中(キム・デジュン)大統領の妻、李姫鎬(イ・ヒホ)夫人が8日、4日間にわたる北朝鮮訪問を終了した。李夫人は北朝鮮を訪問中に金正恩第1書記と面会するのではないかと思われていたが、金第1書記との面会は実現しなかった。聯合ニュースが伝えた。

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韓国元大統領の妻 脅迫にもかかわらず北朝鮮へ出発
李夫人は金第1書記の招きで北朝鮮を訪問した。93歳の李夫人は、平壌にある産婦人科、児童施設、小児科の病院などを訪れた。李夫人は北朝鮮から韓国に帰国した後、テレビYTNの放送で記者団に、「私は子供たちの手を握りながら国家分断の痛みを将来の世代に残してはいけないと感じました」と語った。金大中氏と北朝鮮の故・金正日総書記は2000年6月15日に平壌で祖国の自主的な平和統一について述べられている共同宣言に署名した。李夫人は、「個人として訪問したため、私は今回の平壌訪問では公務は一切行いませんでした。しかし6月15日の宣言の精神をサポートするという義務感は果たしました」と語った。

金大中氏(2009年死亡)は2000年、李夫人と一緒に北朝鮮を訪れ、金正日総書記との初の南北首脳会談を実現した。金大中氏は北朝鮮との関係で「太陽政策」を開始したが、「太陽政策」はその後政権を手にした保守勢力によって否定された。

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