「我々の大統領のイニシアチブは皆の関心を集めている。これは戦闘経験があり、ISIL(イラクとレバントのイスラム国)を絶対に受け入れられないという人間を集めた多国籍軍の創設を提案するものだ。互いに帳尻を合わせる代わりに、共通の脅威を確定し、それから自分たちの国でどう生きていくかについて合意せねばならない。」ラヴロフ外相はテレビ「ロシア1」の中でこう語った。
外相は、ロシアは政治プロセス自体を「刺激する」ような多国籍軍を平行して作る「用意さえある」とし、そうした政治プロセスはテロに対する勝利が(シリアの)内戦に取って代わらぬために必要なものと説明している。
「こうした2本立てのアプローチは多国籍軍の形成と多国籍軍を強化する政治プロセスの進行で行われる。なぜなら政治プロセスに、シリアに存在する政治勢力から愛国的な戦士で形成される武装勢力まであらゆる勢力を引き入れねばならないからだ。」