デイリー・メール紙によると、テロを企てているのは、「シリアのイスラム国(IS)」の指導部。テロでは、米ボストンマラソン爆弾テロ事件で使用されたものと同様の爆発装置が使用される可能性がある。同事件では3人が死亡、260人以上が負傷した。警察と英国機密諜報部M15は、ISの企てを未然に防ぐために活発に活動を展開している。デイリー・メール紙の情報筋によると、式典の安全保障体制は早急な見直しを迫られたという。なお現在のところ、逮捕者は出ていない。
デイリー・メール紙によると、英王室側はテロの可能性について、「私たちがコメントしたい内容のものではない」と述べ、ロンドン警視庁はコメントを拒否した。
デイリー・メール紙は、ロンドン中心部で爆発が起これば大勢の犠牲者が出て「地元イスラム過激派のテロに対する昔からの恐怖が具現化する恐れがある」と指摘している。
マスコミによると、新たにISのメンバーに加わった数百人がシリアとイラクで戦うために英国から出発した。また他のISメンバーたちには、英国に残って、英国で攻撃を行うよう呼びかけられたという。