今年4月中旬、ロシアの学者17人が北緯90度に到着し、漂流ステーション「北極2015」を開設した。
学者たちの目的は、毎年海氷の厚さが薄くなり、その面積も減少している北極の自然と天候を調査することで、学者たちは4ヶ月にわたる活動期間中に北緯90度から北緯86度まで400キロ以上を移動した。この間に数百件の実験など非常にたくさんの活動が行われたが、最も大きな成果となったのが動物学的な発見だった。学者たちは北緯88度でクジラを目撃した。これまでクジラが北緯88度以上を泳ぐことはないと考えられていた。