ロシアの映画監督、犬の目を通じてホロコーストを描く

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ロシア人映画監督コンスタンチン・ファム氏がジャーマンシェパードの目を通じてホロコーストを描く映画「ブルート」の撮影に着手した。

チェコ人作家リュドヴィク・アシュケナージの同名小説をもとに、犬のブルートの物語を通じて、ホロコーストと第二次世界大戦の惨禍を描く。ニュルンベルク出身のユダヤ人である飼い主が逮捕され、犬が奪われる。のちブルートは調教され、ドイツのとある強制収容所で警備犬となる。

密猟者に傷つけられたサイにゾウの皮膚が移植される - Sputnik 日本
密猟者に傷つけられたサイにゾウの皮膚が移植される
「非常に残酷な、しかし絶対的に平和主義的な映画となる。観客に犬の皮膚をかぶせ、人間がいかに簡単に洗脳され、化け物になってしまうかを示すのが目標だ」と監督は言う。

ファム氏によれば、「世界に対する犬的観点」を表現するのに、様々な撮影技法が駆使される。オペレーターを担うのは『ベートーヴェン』のブルース・アラン・グリーン氏(米国)。

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