「14日、SW象限でソーラーファイバーの崩壊が見られた。コロナ質量の放出 (partial halo CME)に随伴するものだ。CMEは地球に向けられる成分を持つ。地磁気の摂動が19日終わりから20日はじめにかけて起こるかもしれない」と同研究所。
今回の磁気嵐の規模は不明だが、専門家の予測では、おだやかな規模にとどまるという。
先の報道では、12日にコロナ質量が放出されたことを受け、15日、地球で磁気嵐が発生した。南西象限では12日17時48分(モスクワ)、コロナ質量の放出が肉眼で確認された。付随してソーラーファイバーの崩壊が置き、長時間(171秒)の閃光(等級)B7.0(S27W27、最大時間は18時26分(モスクワ))がおきた。
同研究所の予測では、閃光は18日には弱まる見込みで、一定期間不安定になったあと、地磁気は落ち着きを取り戻す。電波環境は乱れておらず、間歇的に高周波無線通信が寸断される可能性がある。