これより先、クリミア半島のバラクラヴァの沖合でビザンチン時代のものと思われる船の残骸が見つかった。プーチン大統領はクリミア半島沖の黒海の海底でこの船の残骸を自分の目で見たあと、ロシア地理学協会の創立170年を祝福した。
プーチン大統領は潜水後に記者団と交流し、今回の潜水について「これは我々の歴史的ルーツがどれほど深く、全世界と我々の歴史的相互関係がどれほど深いものなのかを今一度確認するとてもよいきっかけだ」と指摘した。
プーチン大統領はロシア地理学協会監督評議会の会長でもあり、同協会の活動に大きな関心を寄せている。プーチン大統領は、度々個人的に地理学協会のプロジェクトにも参加している。
ロシア地理学協会はロシア最古の公共機関で、世界でも非常に古い歴史を持つ地理学協会の一つ。ロシア地理学協会は、1845年に皇帝ニコライ1世の勅令によって創設された。