このPMIについてロイター通信がアナリストらにアンケート調査を行ったところ、予想値は47.7ポイントで期待をはるかに下回ったという回答が寄せられている。PMIは50ポイントを境界に、これを上回ると経済成長を示し、下回ると景気後退を示す。
Caixinは調査結果を分析し、「低下は部分的には外的要因によるもの。欧州の需要が弱まっているが、これはギリシャ危機の克服に努めているから。もうひとつは日本など中国の主要な貿易パートナー国らの通貨の弱まりも原因となった」と指摘している。
上海証券取引所の指数「上海コンポジット」はこの統計の発表を背景に3%以上もダウンし、現在3550ポイント強のレベルを指している。