米メディア:イランがS300で武装すれば密爆が不可能になる、とペンタゴンはご立腹

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イランが先端兵器取得にさらに一歩前進した。イラン政府によれば、来週にもロシアと地対空防衛システムS300供給に関する契約が結ばれるという。合法的な契約である。しかし米国は憂慮と不満を示している。

イランにS300が渡れば、核兵器の関連でもし米国およびイスラエルの戦闘機が拠点爆撃のためイラン領空に密かに侵入しようとしても、それが出来なくなる。かといって、真っ先にレーダーやS300を攻撃しても、それを警告として、イランは攻撃に備えることが出来る。米国も供給合意が国連制裁決議の枠内にあることは認めているが、国務省はなお自らの立場にこだわっている。

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ロシア、イランとのS-300合意、来週、成立に期待
「この武器供給取引の詳細を知り、独自の制裁メカニズムを作動させるべきかどうかを理解すべきだ」と国務省のジョン・キルビ報道官は述べている。

ブルックリン研究所のマイケル・オヘンロン氏はTVインタビューの中で、イランがS300を手にすれば上空は緊張する、と語っている。「いわばレーダービームの「密度」が上昇する。いたるところにビームが飛び、しかも目に見えない。レーダーからシグナルが出され、それを止めることも、避けることもできない」と同氏。

ロシアが欧州や中東の情勢に介入することで、米国は気を立たせている。なお現在、NATOおよび米国の軍人5000人が欧州で冷戦後最大規模の演習を行っている。

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