「日本の国益にとって北方領土(日本は南クリルの4島をこう呼んでいる)の帰属をめぐる問題を解決し、およびロシアとの平和条約を締結することは重要だ。両国エネルギー対話が必要性だとする我が国の立場にも変わりがない」と首相。共同通信が伝えた。
土曜、メドヴェージェフ首相が、4島のうちのひとつであるイトゥルプ島を訪問し、対ロシアのあり方が問われていた。
安倍首相はこの訪問を「きわめて遺憾」とし、訪問は「日本の立場と相いれず、日本国民の感情を傷つける」とした。それでもなお、安倍氏は「プーチン大統領との対話を継続し」、領土問題解決を目指して、プーチン大統領の年内訪日も成し遂げたい意向を確認した。
土曜、岸田外相も、ロシアとの対話を継続する意向を記者会見で表明している。日付は示されないながらも、自らの訪露、プーチン大統領の訪日が計画中であることは確認した。