「いま外交的利害は、あなた方の代表される多くの部門においてもそうであろうが、理念上の闘争と直結している。理念上の闘争とは取りも直さず、たとえば、成長モデルや価値観の選択、または選択の強要ということである。いま、非常に長く続いたひとつの時代が終わろうとしている。経済、金融、政治における、西側支配の時代が」。
「その時代は幾世紀も続いた。しかし今、それは、力の中心がアジア太平洋地域に移っているというこの現実と、客観的に矛盾している。多極構造が客観的に形成されつつある。もっとも、それは相当長期的なプロセスになるだろう」と外相。