ロシアにとって重要な投資イベントのひとつである同フォーラムの準備状況を視察するために、日本のNHK、中国の新華社通信と雑誌「財経 (Caijing Magazine)」がツアーに参加した。
報道陣はまず、フォーラムのメイン会場となる極東連邦大学のキャンパスを訪れた。極東連邦大学では、東方経済フォーラムの全てのビジネスプログラムが行われる。同大学では現在、会議場や会議室、プレスセンターなどの準備が行われているほか、プレゼンテーション用機材の設置なども進められている。
また9月2-6日まで、極東連邦大学の海岸通りに沿って、極東連邦管区の全地域の創造ポテンシャルを紹介するプロジェクト「極東道り」が展開される。
続いて報道陣は、極東連邦管区大統領全権代表を務めるユーリー・トルトネフ副首相と面会した。報道陣は、ロシアと日本および中国との協力の展望だけでなく、極東の今後の発展や、東方経済フォーラムの準備状況についても質問した。トルトネフ氏は、フォーラムの成功に確信を表し、報道陣をフォーラムに招いた。トルトネフ氏は、「東方経済フォーラムは、『ロシアへようこそ』と簡単に言えるようなものではない。これは我々が投資家たちに提案する利点であり、ロシア政府が投資家たちのために承認した決断である」と語った。
報道陣は次に、統合型エンターテインメント・リゾートゾーン「プリモーリエ(沿海地方)」を訪れた。最初のカジノ付きホテルは、ほぼ準備が整っている。報道陣には、近いうちに営業を開始するレストラン施設、ポーカー・ゾーン、VIPルーム、スロット・ゾーン、ステージ付きのバーなどが公開された。