モスクワ西部で第二次大戦時の金塊100トンを積んだトラック見つかる

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ドイツのエンジニアは「自分は、モスクワ南西部の村近くの地中に埋められていた金銀、宝石類100トンを積んだトラックを発見した」と主張している。

この人物が、匿名を条件に明らかにしたところでは、彼は、スモレンスキイ銀行の財宝を乗せた複数のトラックの位置を割り出すため、地中レーダーを使った。第二次世界大戦中、ソ連赤軍は、ナチスに強奪されるのを恐れて、これらの財宝をトラックに乗せ、モスクワ郊外に運んだという。

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ドイツの新聞Bildは、この経緯について月曜日の朝刊で伝え「発見者はエンジニアで、自分の弁護士を通じ『自身の生活をリスクにさらして、失われたトラックを見つけ出した』と語った」と報じた。

発見者によれば、ソ連の特務機関が、トラック全てを監督していた。すべての紙幣や絵画が燃やされた後、トラックはヴャズィマ近くの炭鉱内に埋められ、炭鉱そのものも爆破された。

新聞Bildは、発見者の言葉を引用し「トラックには100トンもの金があったと予想される。トラックは全部で6台、それらは互いに数マイル離れた2つの炭鉱に隠されていた。深さは、15メートルから17メートルだ」と報じている。

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